結婚

 一大イベント化
 ベトナムでは“ハデ婚”がブームを迎えている。巨大な式場と凝った演出、バンドやダンサーの起用など、多数オプションをつけて大規模イベントと化す例も少なくない。ある企業の社長子息の結婚式は4000人を集めて4日連続開催となり、話題を呼んだ。こういったバブル的な加熱に対し、ファン・ヴァン・カイ前首相が冠婚葬祭に関する規則を公布、簡素化を求めた経緯もある。

カップルで炎天下、正装をものともせず撮影は続く
カップルで炎天下、正装をものともせず撮影は続く

結婚の流れ
 結婚式の前にはムード重視の甘い写真を撮影、アルバムを制作するのが必須。この撮影風景は観光地でしばしば目撃できる。いわゆる式は新郎が新婦の家に行き、新婦を貰い受ける形をとる。日本でいう披露宴はホテル内の場所を借りたり、レストランや専用式場を使ったりして行われる。たいてい入り口にはカップルの写真が飾られているのでわかる。

外国人との結婚
 外国人との結婚はしばしばメディアで取り上げられる話題である。1995年以降の国際結婚は8割超の相手が台湾人とされ、台湾人と結婚したベトナム人女性は現在約9万人、台湾の外国人妻全体の70%を占め、80世帯に1世帯はベトナム人妻がいる計算になる。また韓国人とのケースも多く、2006年第1四半期だけでもベトナム人(女)と韓国人(男)の婚姻件数は前年同期比で1.5倍、2200件に上った(韓国外務省による)。偽装結婚のケースもあるため、政府は外国人との結婚に際し、公的なチェックを施す規定を設けている。なお台湾や韓国ではベトナム人女性に対し、「従順で貞操観念が強い」との定見があるようだ。

貞操観念の問題
 国連人口基金(UNFPA)およびベトナム教育訓練省の調査によると、13~17歳の少女で夫を持つ人は全国で12万6000人おり、このうち13~14歳の夫を持つのは1万7000人。ベトナムでは毎年、30万人程度が20歳以下で妊娠、堕胎手術件数のうち約30%は未婚女性となっている。一般に婚前交渉(とりわけ女性側による)はタブー視されているが、都市部では婚前交渉も可とする場合もあることが、大学生を対象にした調査で判明している。

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