ベトナム航空

濃紺が空に映えるベトナム航空の機体
濃紺が空に映えるベトナム航空の機体

ほぼ独占
 濃紺に黄金色の蓮の華を描いた機体が美しいベトナム航空。現在同航空の国内シェアは85%に上る。また国際線はPacific Airlinesの台湾線を除き、独占状態にある。この状況からさまざまなトラブル・不祥事が実際に起こっているのが現状だ。

フライト遅延は常識
 ベトナム航空の国内線はとりわけ遅延が多く、「2時間は当たり前」との声もあるほど。2006年に成立した改正民間航空法では、フライト遅延・キャンセルの際の賠償がようやく規定された。また乗客の荷物紛失はしばしば報じられる他、麻薬組織に関係した同航空職員による違法な外貨持ち込み事件も発生しており、同航空に向けるマスコミの目は厳しいものがある。

路線拡充
 ベトナム航空は、所有機体を2015年までに現在の40機から自社所有・リースで86機に拡充予定だ。2007年を予定する米国直行便就航や日本や韓国といった関係の深い国とを結ぶ路線も増便するなどし、増大が見込まれる需要に応えていく。

ベトナム航空の国内線で出される軽食ボックス
ベトナム航空の国内線で出される軽食ボックス

競争に向けて
 外国航空会社が相次いでベトナム線に就航(現在総数は約30社)するなか、とりわけタイやシンガポールといった近隣国の格安航空会社参入は脅威だ。ベトナム航空は半額セールなど行い、懸命に対抗措置を取っているが、WTO加盟による競争激化は免れない。国内には、独占打破のため具体的に航空会社設立を画策する動きもあり、ベトナム航空を中心とした業界の競争は激しさを増すだろう。

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this: